GRANTの船釣り出来るかな?
皆さんご無沙汰してます。
えぇそうです、GRANTでございます。
久しぶりの釣りブログ更新。
みんな元気にしてたかい?
昨今猛威を奮って暴れている流行り病の新型ウイルスの影響で満足に遊べず、三流旅の企画も他県へ旅に出れない始末。
まぁ仕方ねぇよな…。
さてさてそんな暗い話はさておき、今回は人生初の船釣りの日がやって参りました!
やったぜ。
実は船に乗る話は前々から何度かあったんですが、天候やら何やらのせいで今の今まで全部出航不可になっちまってたんですよ。
毎度お馴染みkiris先生も「船が出せん船を出したい」と嘆いていて可哀想だったもんな…。
それで今回は遊漁船の「久丸」さんに予約を取っての船釣りでございます。
当日の朝4時半には現地に着いてなきゃいけないって事なんで、荷物準備して、酔い止め飲んで、夕方に寝て、日付け変わったAM1時に起床して、コーヒーとかのカフェイン取りたい気持ちをグッと堪えてレッツゴー。
岩沼から古川まで片道1時間50分近く掛かるんでちょっと大変よね。
煙草で意識を保ちつつ集合場所に到着し、kiris先生とゲストのみかげさんと合流。
そういえばkiris先生は全然寝てないようだが大丈夫だろうか…。
先生曰く、酔い止め薬は人間の三半規管を眠気により麻痺させて誤魔化しているらしく、前述した「カフェイン取りたい気持ちをグッと堪えた」って言うのは、酔い止めの効果をカフェインで打ち消してしまわないようにする為である。
要するに…。
Ω「つまりkiris先生は、酔い止めで眠いハズなんだよ!」
ΩΩ Ω「な、なんだってー!?」
…まぁ事故が無ければ良いが。
さて、女川に到着した辺りで空はうっすらと明るみを帯びてきた。
大体朝の3時30分頃だったか、コンビニでお手洗いをしっかりと済ませて再出発。
なんせ船にトイレが備わってないようなのでね!
「小」はさておき「大」は色々とマズイんでね!
俺「みかげさん、お手洗い大丈夫ですか?船にトイレ無いらしいっすよ。」
みかげさん「いやそれが…全く出る気配が無いんです。」
俺「えっ…」
大丈夫だろうかこの人も…。
その後は道を間違ったり間違え掛けたりしながら現地に到着!
他のメンバーは既に着いていたようだ。
俺、先生、みかげ「おはようございます~。」
久丸さん「おはようございます!うおっ!?デカイっすねw!!」
久丸さんkiris先生が車から降りるやいなや、その規格外の体格のデカさに思わず笑いが込み上げていた。
どれくらいデカイかって言ったらこんくらい。
*両隣で並んでいるだけで遠近法は使っておりません。
さて、十分にデカさが伝わったところで出航の準備を整え船に乗り込みます。
本日集まったメンバー。
・kiris先生
・Null8さん
・しるびあさん
・アオサさん
・みかげさん
・おちゃっぱ君
・俺
以上7名での出陣です!
狙う獲物は太刀魚と青物で、ポイントに着くまで1時間半は掛かるとの事。
頼むぞ酔い止めのアネロン!!
そして船釣り出航時には恒例の台詞がある。
❮ 俺達はネイビーシールズだ!! ❯
移動中はkiris先生は船頭さんと終始お喋りしていて、我々は変なテンションも手伝い雑談に熱が入る。
俺「楽しいなぁ!!この辺に艦娘の一人や二人くらい居ねぇかなぁw」
おちゃ君「www」
アオサさん「居たら嬉しいっすねぇw」
俺「みかげさん大丈夫ですか??」
みかげさん「…眠いです!」
俺「めっちゃ辛そう。」
釣る前から睡魔と格闘中のみかげさん本当に大丈夫かしらね。
沖に進むにつれて波も高くなって来た。
しかし酔わない。
アネロンが効いてるのかポイント到着後も無事でした。
さてさて第一投目のジギングが始まります。
皆ルアーを垂らしてゆっくり上下させる。
Null8さんはお遊びで持ってきた柔らかいロッドを使っていた所、船頭さんがロッドに興味津々な様で何処で買ったかを聞いていた。
そんなこんなで最初のヒットはNull8さん!
Null8さん「おっしゃ来た!」
俺「おっ!マジすか!」
一生懸命ゴリゴリ巻いてると海中から銀色に煌めくシルエットが浮かんできた。
ヨイショと船に上げると元気にビチビチと跳ねる太刀魚であった。
名前の通り刀の様な魚で鏡の如く艶のある光沢と青み掛かった銀色の姿は実に美しいの一言。
グアニンという銀箔が体表を作っているらしく、模造真珠にも使われる事から「ハクウオ」とも呼ばれ、海外ではその姿から「カットラスフィッシュ」「サーベルフィッシュ」という別名もあるようだ。
デカイ個体になれば「ドラゴン」と呼ばれる大物になるそうだ。
しかしそんな太刀魚だが、釣り上げた際に気を付けないといけないのがメタルジグすらボロボロにする鋭い歯である。
↑歯には絶対に触るべからず。
↑金属のルアーですら噛まれればご覧の通り。
↑簡単には切れない作りのワイヤーリーダーですら何度も噛まれるとこうなる。
こんな鋭い歯にウッカリと指でも噛まれようものならズタボロにされ即病院行きは免れない。
因みに実際この日に釣り上げた太刀魚が船上で暴れ、kiris先生の右足に太刀魚の歯が当たってしまい少し切ってしまった。
なのでフィッシュグリップが必需品だね。
*サワラやハモも同様に歯が鋭いので注意されたし。
とまあ美しい薔薇には棘があるように、見た目が派手だったり綺麗な魚も危険が潜んでいる訳ですなァ。
そうこうしてると他のメンバーも太刀魚が当たり始めていた。
ちょっと焦るじゃないのさ。
ポイントを移動すると言うのでルアー回収して一服。
まぁ対太刀魚用の仕掛けを用意してないので運良く釣れたら良いかレベルで挑んだので、仮に太刀魚が乗っても糸を噛み切られるオチが…見える見える…。
まぁ仕方ない、やるだけやってみるしか無い。
再び垂らしてジギングを再開するとググッと引いた感触が。
おっ!と思いリールを巻いてると今度はフッ…と軽くなった。
あれ?バラしたかい?なんて思ってると船頭さんは「付いてるから巻いて巻いて!」と指示を飛ばす。
付いてる感覚が無いので不安になりつつ巻いてると再びググッと重くなり竿がしなる。
俺「あ!本当に付いてる!」
kiris先生「巻いて巻いて。リール指で押さえて上げて。」
俺「せーの、ヨイショ~!」
初太刀魚ゲット~やったぜ!!
そして腹にスレ掛かり!!
アブねぇ…しかし釣り上げたら何だって良いのだ。
これでボウズは回避ですな。
一応私個人では2匹釣りました。
いやぁ~嬉しいね。
グラント釣り図鑑に太刀魚がラインナップされましたし、捌く事が出来る!
その後、時間が経つにつれ皆の体力もとい眠気にやられて来たのか口数が減って行く。
明日のジョーみたいな姿勢で寝落ちするメンバーが続出。
しかしポイントに着けば釣りを再開するという使役しているゾンビのようだ。
更に釣れた魚は太刀魚だけではなく、kiris先生は約45cm程のアイナメ(しかも冬でもないのに模様の色が黄色)と48cmのサバをゲット!
船頭さんが言うにはサバがあのサイズでアベレージなんだとか…普段から見慣れないサイズ感に驚きが隠せない。
廃刀令かよ。
生け簀の中がギラギラで埋め付くされている。
トータルで30匹近い数の太刀魚を釣った。
全員安打で大勝利ですわね。
しるびあさんもカメラを回していたので後々YouTubeに動画が上がる事でしょう。
楽しみですね!
また船釣りしたいナァ~という気持ちを胸に、次はちゃんと太刀魚用の道具買いますハイ。
家に帰って祖父母に一匹分けてあげたら大変喜んでくれてこっちも嬉しくなる。
自宅でも両親が喜んでくれて、意気揚々と生板に乗せるが長いこと長いこと。
↑当たり前だけどハミ出しちゃってるもの。
とりあえず捌き方を調べながら包丁を入れていく。
これが難しい。
鱗が無いからそのまま頭を落とし内臓を取り出すまでは良いが、三枚下ろしが中々簡単に行かない。
↑因みに雌だったので卵が入っていた。
骨に身が残ってしまったりと悪戦苦闘。
う~ん、一通り捌き終わったが個人的に上手く捌けず少々不満。
こればっかりは数をこなすしか無いね。
捌いた後は親父にバトンタッチ。
親父「太刀魚は基本的に火を通した方が美味い。釣ってすぐ血抜きすれば身に臭みが移らないから刺身に出来るけど、血抜き出来ない状況なら塩振って唐揚げか塩焼きにした方が美味いけん。」
という訳で全て唐揚げになりました。
身がフワッフワで美味かった~。
祖父母は塩焼きにしたそうで美味しかったと好評でした。
また頑張って釣って来ます。
ちょっとブログ書き込むのが遅くなりましたが初の船釣り&太刀魚は楽しかった!
久丸さんも親切で気さくな方々で、初心者の人も竿とライフジャケットをレンタル出来るので安心です。
久丸さんお世話になりました!また行きます!
ありがとう御座いました!